2018年2月7日発売となりました、第9回朝日時代小説大賞受賞作「茶屋四郎次郎、伊賀を駆ける」の舞台となった土地を紹介いたします。
まずは本能寺。
もちろん、現在の再建された本能寺です。
幾度も焼失していますが、「本能寺の変」の際にあった土地には銘板が残されています。
明智光秀は西側から京に入り、桂川に陣を敷き、四条を進んで行ったことでしょう。
本能寺の近所に茶屋四郎次郎の自宅もありました。
河内飯盛山近辺。のどかで緑豊かな土地です。
木津川。現在は上を橋がかかっていますが、河原を含めた川幅は広く、渡し船が活躍したことが忍ばれます。
木津川を渡り、宇治田原へと入っていきます。
次第に山が深くなっていきます。
高野山真言宗のお寺、遍照院。右奥が高野槇、その手前が紅梅です。
小高い場所にあります。
遍照院をすぎてしばらく進むと、再び峠道が始まります。
朝宮から小川城へ向かいます。うねうね。
御斎峠への道。対向車は多くはありませんが、それ以上に道が難物です。
御斎峠からの眺望。伊賀盆地が一望できます。
そして伊賀北部の山道へ。これまたうねうね。
鈴鹿山脈を越えると、関に到着します。そこから先は、ものの見事に平坦な道が続きます。
鈴鹿鼓ヶ浦。天気の良い日には渥美半島が見えます。
追記。2018年5月29日
十薬。どくだみ。
白い花が咲く頃に根ごと掘り出し、乾燥。
高血圧や毒出し便通に煎じて飲んだり、できものに蕗の葉で包んで灰で蒸し焼きにしたものを塗りつけて化膿防止とします。
繁殖力旺盛ですぐに広がります。