先祖

家系図を作っている。

子どもの頃まで存命だった曾祖母までは記憶として残っているが、それより前となると記録に頼らざるをえない。役所の戸籍や図書館の郷土資料、そして菩提寺の過去帳、そして年長者の方々に話を伺い、系図を作成する。名前と生年月日と死亡日、法名しかわからない先祖が何を思い、どんな人生を送ったのか思いを馳せている。

辿るにも限界があるが、大叔母の名前がその曾祖母からとられていた事などを頼りに空白を埋めていく。生まれる前に死んだ人ではあるが、その人があって今の自分がいることは間違いない。

命がつながっていくことの不思議をつくづく感じる


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