生き残るには、駆け抜けるしかない。
天正十(1582)年六月二日、京の呉服商茶屋四郎次郎は「本能寺の変」を遊歴中の徳川家康に伝え、三河岡崎までの道案内を買って出る。
だが、四十里(約160km)の行程は峻しい鈴鹿山脈を越えねばならず、落ち武者狩りや伊賀衆が跋扈する。そして、天下人織田信長を討ち果たした明智光秀は家康をも討つべく刺客を放った。
兵はなく、武装もない家康一行とともに、茶屋四郎次郎は伊賀越えに挑む。
茶屋四郎次郎、伊賀を駆ける
第九回朝日時代小説大賞受賞
(「商人、伊賀を駆ける」から改題)
朝日新聞出版
2018年2月7日発売
ISBN: 978-4022515292
ご紹介いただきました
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